目隠しフェンスで視線の緩和｜高松市の外構ならデザインと機能性あふれるEX.PLANNING～彩り～

ある程度空間の構成が見えてきた状況

門廻り空間と予備駐車空間、住まい手の駐車空間へ車の転回場として拓けた空間

前面道路からも視線が敷地のなかを通り越して、奥まで抜けています。

ご要望にあった古い井戸も、日常を感じさせる浄化槽も丸見えになっています。

ひろい空間が視線を遮蔽するものもなく丸見えになると・・・

空間が間延びして、狭く感じるようになってしまいます。

ここから、木樹脂フェンスで光と風を通しながら、人影はわかる程度に視線を緩和し、ゆるやかに空間を間仕切りながら「　魅せる　」と「　隠す　」を使い分けて、アプローチ～玄関へと誘（いざな）う門廻り空間の景を創っていきます。

木樹脂フェンスで目隠し

EX.PLANNING～彩り～の目隠しに対する考え方

「　魅せる　」と「　隠す　」の使い分け。

外側の予備駐車空間（パブリック）と内側の門廻り空間（プライベート）との空間をゆるやかに間仕切り、住まい手にもご来客にも意識の切り替えを促すポイント。

光と風を通しながら、人影はわかる程度に視線を緩和

雨天時の雨の跳ね返りからの汚れと風通しを考慮して足元は透かす。

借景した壮大な大パノラマ（背景の山々）の稜線に馴染ませるように、シンボリックな山採り落葉樹を添えて内と外につながりをもたせて馴染ませる。

足元には和テイストを演出する自然石に内側（アプローチ）への誘導する動きをもたせて高低差を緩和しながら景を創る。

ただ単に目隠しを施すのではなく、人工的な木樹脂フェンスに自然素材の彩りを添えて

「　魅せる　」と「　隠す　」を使い分けてファサードを決定付ける門廻り空間の素敵な景を創っています。