「 Simple Modern Style 」
~ Night Scene ~
EX.PLANNING~彩り~では
こころ豊かに過ごせる暮らしを
住まい手にあわせた Only One Style でDesignしています。
住まいを綺麗に魅せるために
暮らしが便利になるために
今回は道幅がひろくない前面道路に面した宅地
玄関への導線が北入りの配置で夏も暑くなりにくい反面
陽当たりの点から暗く見えがちになる構成。
素材や採用する商品と構成で出来るだけ明るく魅せることが必要でした。
住まい手のご要望は
①「 できるだけひろく(台数多く)駐車場を確保したい 」
②「 門廻りに植栽帯をつくって彩りを添えたい 」
③「 南面からの視線を緩和したい 」
④「 浴室から眺める坪庭をつくりたい 」
から始まったストーリーです。
建物が主役で外構エクステリアは脇役、主役をより綺麗に魅せながら日々の暮らしを便利にするために脇役はとても大切な役割を担っています。
建物のスタイル(意匠)や色味、住まい手となるご家族の暮らし方やご要望に沿って、今回も便利で素敵な暮らしを叶えるために
お家の外回りでとても大切な役割をもつ外構(お庭)&エクステリアをお手伝いさせて頂きました。
新しい暮らしが始まれば、ほぼ使用する事になる車と駐車場。
特に今回は駐車空間(建物までの奥行)と道路(道幅)の関係から
駐車場を設定するときの大原則
● 出来る限り車の出入りがしやすいこと
● 出来る限り車を駐停車しやすいこと
● 出来る限り車の乗り降りがしやすいこと
をいつも以上に配慮しながら門廻り空間との関係を考慮させて頂きながらスタートしました。
①「 できるだけひろく(台数多く)駐車場を確保したい 」
道幅のひろくない前面道路を見ると表面のアスファルト(A,s CON)がところどころ劣化しており
近い将来の舗装工事も想定される状況でした。
門廻り空間は変形した境界側に配置することは明確でしたが
見た目のデザインだけではなく
住まい手の暮らし(お手入れ)と意向に配慮した住まいに彩りを添える植栽帯と
実用性(使いやすいこと)にウエイトを置くべき駐車場。
その最適解をもとめて工事が始まってからも
職方と一緒に細かい寸法と微調整した仕上がりを確認しながら、最適解を求めて綺麗に納めさせて頂きました。
②「 門廻りに植栽帯をつくって彩りを添えたい 」
住まいをさらに綺麗に魅せる植栽帯の魅せ方には
● 展示場やモデルハウスにありがちな完成したときを1番綺麗に魅せる配植
● 植物がしっかりとその地に根を張り少し落ち着いた馴染んだ頃を1番綺麗に魅せる配植
おおまかに分けるとこの2パターンに分かれます。
EX.PLANNING~彩り~では、樹木や下草低木類の特長と成長過程(サイズ感)を考慮しながら
住まい手の暮らし方(可能なお手入れ頻度)に出来るだけ配慮しながら
完成したときも成長過程でもゆとりをもって後者を選んで配植することを心掛けています。
北入り構成の門廻り空間を出来る限り明るく魅せながら
さらに住まいを綺麗に魅せることを前提に
空間が間延びしないように。
北面でさらに輝く淡い葉色で樹形が特長的なメインツリーの山採り落葉樹
下草低木類の植物や割り栗石の自然素材
機能門柱や自転車置場の存在を隠すための木調横格子フェンスe.t.c...の人工的な素材
それぞれの大きさや配置構成で足元から立体的に動きを創り
「 魅せる 」と「 隠す 」を使い分け
植栽帯を含めた門廻り空間を明るく魅せながら
複層的にひろがりをデザインさせて頂きました。
夜間も防犯性を高めながら
安全な歩行をサポートし
帰宅時にはほっこりするような
ご来客時には足をとめてうっとりするようなシーンを。
③「 南面からの視線を緩和したい 」
現状隣地は農地でしたがマンション駐車場計画がありました。
少し離れたところにある事業所建物窓からの視線
高さのある高速からの視線
大きいタイルテラスや室内居住空間
過ごす庭・育む庭としてのプライベート空間となる南面主庭空間
周辺環境から考察すると
近い場所からの視線の緩和よりも「 心理的な視線の緩和 」に重きを置く必要がありました。
光と風を通しながら
人影はわかる程度に
より自然に視線を緩和する
スタンダードな木樹脂フェンス。
そのなかでも雨天後の雨垂れが目立ちにくい商品を採用し
室内居住空間(LDK)掃き出し窓から眺めるロケーションに配慮。
陽射しをコントロールする緑陰樹の役割をもたせた落葉樹で
さらにピンポイントでゆるやかに視線を緩和しながら
より自然なロケーションをデザインさせて頂きました。
また夜間もやわらかな灯りで空間を灯し
よりラグジュアリーで非日常的なシーンを切り取るように
観て楽しむこころ潤す空間を演出させて頂きました。
④「 浴室から眺める坪庭をつくりたい 」
浴室にある高さを抑えた窓から
1日の疲れを癒すような静のシーンを。
坪庭を含めて
外構(お庭)&エクステリアでは
この角度やここから眺めたシーンe.t.c...
Designerは必ずデザインのなかに織り込んでいます。
坪庭を造る際に大切なのは空間と高さの関係
細かなヒアリングだけでなく
細かな点に配慮しながらプラン作成後に
建物完成後には実際に浴室内の高さを抑えた窓からのロケーションを確認
坪庭完成後にも実際に浴室内の高さを抑えた窓からのロケーションを確認
こんなシーンを毎日眺めることができる住まい手が羨ましい。
※ 今回の浴室から坪庭を眺めるケースも含めて
室内からほのかな灯りでライトアップされた屋外を眺めるときは
室内の照度(明るさ)を屋外よりも少し落とすことで
窓への映り込みがなくなり
こころ潤す素敵なシーンを観ることができます。
毎日の暮らしのなかや帰宅時に目にしてほっと安心したり
ご来客や通りがかる方がふと足をとめて眺めてくれたり
昼間も夜も住まいをさりげなく魅せることができるって素敵ですよね。
EX.PLANNING~彩り~では外構(お庭)&エクステリアの専門知識をもった経験豊富な1級エクステリアプランナーが、住まい手の暮らし方や用途・好みにあわせて設計・デザインし、職方と協力して毎日現場の監修監理を行っています。
住まいでの暮らしがさらに素敵に便利になるように。
機能性にデザインを添えて
暮らしに本物を
暮らしに彩りを
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